約１年の時間をかけ進めてきた「卒業研究」

2年生は卒業を間近に迎え、ますます研究活動に励んでいます。

今年度は３つのグループで研究を進めてきました。

論文や参考資料をもとに、手作りおもちゃについて研究するグループ。

イラストとお話また音楽を融合した総合パフォーマンスを行うグループ。

絵本を題材に創作劇を行うグループ。

1月には、保護者や学校関係者を招いて「卒業研究発表会」を行います。

研究発表に先立ち、12月21日(木)に　篠ノ井学園 東長野幼稚園さんで総合パフォーマンスと創作劇のグループが発表を行いました。

その様子をご紹介します。

●総合パフォーマンス『飛べない鳥モーリー』

翼が小さく仲間がいない鳥が主人公のお話です。学生が脚本作りから始めました。

プロジェクターを使ってストーリーに合ったイラストを映したり、楽器を演奏したりと様々なパフォーマンス内容に、子ども達も最後まで集中して見てくれていました。

感動のラストシーンも見どころの一つです。表情豊かに堂々と発表する学生の姿がありました。

●創作劇『にんじん畑のぱぴぷぺぽ』

絵本『にんじん畑のぱぴぷぺぽ』が題材の、いたずら大好きな子ブタの６人兄弟が繰り広げる愉快なお話です。

ところどころに笑いがあり、会場には何度も笑い声が響きました。

また、「いたずらダメ―！」など言葉を発し、劇に夢中になっている子どもたちの姿も見られました。

笑いだけではなく、劇の最後に行われるキレの良いダンスもポイントです。楽しそうに演じている学生の姿が印象的でした。

発表の後には、園児さんたちからお花のプレゼントが…。

ご協力いただいた東長野幼稚園の先生をはじめ園児の皆さんに心より感謝申し上げます。

子どもたちの前で発表を行い、学生たちは達成感や充実感を感じている様子でした。

本番に向け、さらに良い発表ができるよう研究を深めてほしいです。