文化学園大学保育専門学校
本校では,保育者として実務経験のある教員が実習の授業を担当しています。
実習への取り組みやマナー等について,現場の実態に基づいた指導を行うだけでなく,学生一人ひとりの実習日誌や指導案に丁寧な添削を繰り返し行うことも,実習に対する不安な気持ちにも耳を傾け,わかりやすく適切なアドバイスをすることも,少人数だからこそできるサポートといえます。
また本校では,免許・資格を取得するために定められている5回の実習の他にも,園での1日を1年生全員で体験する機会を作っています。これも少人数だからこそ,保育園・幼稚園に依頼することができる取り組みです。登園から降園までの同じ保育内容を共有することが,その後のさまざまな学びへとつながっていきます。
また,各自が選択した園での5日間の保育体験実習や児童養護施設見学の機会も1年次に設けています。初めての本実習の前に少しでも現場の雰囲気に慣れ,実習への不安を払拭できるよう,事前指導と事後指導をしっかり行って個々をサポートしていきます。
これからますます変化していく,子どもたちの生きる未来社会。
国際化,情報化,AI化,多元文化社会に対応するための幼児教育・保育が始まり,保育者自身にICTを活用した保育を行う力が求められています。本校では,確実に技術を高められるよう,少人数だからこそ可能な,個々に対応した授業を行っています。(本校は全館Wi-Fiが繋がっています)
現場でより実践的な力を発揮できるよう,授業内容の構成に力を入れているのが,2年次の後期に行う「保育・教育実践演習」です。
この中では「児童発達支援センター1日体験実習」や「園外保育実習演習」などの,少人数で行うことがふさわしい学びも,小グループをローテーションさせることで,学生全員が体験できるようにしています。
本校では音楽は子どもの豊かな心を育てる大切な栄養のひとつであると考え,音楽教育に力を入れています。
「心を育てる音楽」の授業では多方面で活躍する10名の音楽家の講師による2年間にわたる丁寧なマンツーマン指導や,小集団指導を通して,音楽の知識や技術を身につけることができます。
ピアノ技能に関しては個人差も大きいことから,それぞれのレベルに応じたレッスンを行い,確実に力をつけていきます。
個人ピアノレッスンの他,ソルフェージュ・声楽・リトミック・楽典など,音楽に関わる基礎の学びは,少人数のグループで行い,わからないところはその場で気軽に質問して解決できる環境を作っています。
先輩と後輩が親しみやすい環境であることも小規模校ならではです。
入学してすぐに行われるフレッシュマンセミナーは,2年生が企画と進行を務め,あたたかく1年生を迎えます。学校生活をはじめ実習についても先輩から後輩に伝えていく伝統があり,わからないことや不安なことはいつでも質問できる雰囲気があります。
1・2年生合同で行う実習報告会では実習での体験を共有することができるので,その後の情報交換などもスムーズに行えます。同じ夢を目指す仲間として先輩後輩が一緒になって学び合う姿が本校にはあります。