文化学園大学保育専門学校
2024.02.05
学校だより
2年生の「保育・教職実践演習」は2年間の学びの総まとめとなる科目で、
本校全ての専任教員が担当し、これから迎える現場生活で役立つ実践力を高めることができる授業を行っています。
学生は、少人数のグループに分かれローテーションで全ての授業を受講するため、
より充実した内容でより多くの体験をすることが可能です。
今回は、戸谷 佳子 先生が担当した『懇談会の模擬演習』の授業内容についてご紹介します。
最初に、1月1日に起きた能登半島地震に触れ、災害時の子どものこころのケアについてお話を聞きました。
続いて、
聞き手(保育者)・話し手(保護者)・観察者(聞き手と話し手のやりとりを見る人)、の3役に別れて懇談会の模擬演習を行いました。
保護者を迎える際や見送る際には、きちんと立ち上がって挨拶をする姿がありました。
先生から教わった懇談会時のポイントを思い出し、言葉遣いや表情にも気を配りながら懇談を進めていました。
最後は模擬演習を振り返り、気付いたことや反省点をまとめました。
実習で保護者の方とお話する機会はほとんどないため、
シミュレーションとはいえ、実践を積む機会は学生にとって貴重な体験です。
現場に出てこの体験が必ず役立つことでしょう。
4月から始まる「先生」としての生活に向け、一つ一つ着実に力をつけていく2年生でした。