文化学園大学保育専門学校
2024.01.15
学校だより
2年生の「保育・教職実践演習」は2年間の学びの総まとめとなる科目で、
本校全ての専任教員が担当し、これから迎える現場生活で役立つ実践力を高めることができる授業を行っています。
学生は、少人数のグループに分かれローテーションで全ての授業を受講するため、より充実した内容でより多くの体験をすることが可能です。
今回は、小池 悟 先生が担当した『消しゴム版画・面白スタンプ制作』の授業内容についてご紹介します。
この授業では、
手軽な版画材料としてゴム板を使い、保育の様々な場面で活用可能なスタンプ制作をしました。
この制作を通して材料と用具類の知識、また制作手順や注意事項への理解が深まります。
失敗も貴重な体験の1つとして、次に活かす姿勢を大切にして取り組みました。
まず、スタンプのデザインから始めていきます。
デザインを、トレーシングペーパーを使ってゴム板に転写します。
彫り始めていく学生たちですが、予想以上に難しく時々手が止まります。
完成!と思っても、実際にスタンプすると納得が出来ず、最後まで細かい調整に励む姿も見られました。
先生からアドバイスを貰いながら、授業時間内での完成を目指し集中して取り組んでいます。
完成しました!これで、ゴム版画スタンプ制作の基本がマスターできました。
現場に出ると、たくさんの手作りのものに触れる機会があります。
子どもたちが苦労して手作りしたものに感じる愛着心についても、学生自ら考える体験になりました。