本校では、学生同士で保育についてテーマを決め、約１年間の時間をかけ研究を行う、卒業研究を行っています。

今年度は３つの研究内容に分かれ、各々が研究を進めています。

その内の１つ創作劇のグループが　篠ノ井学園　東長野幼稚園さんで発表を行いました。

早朝から幼稚園のお部屋をお借りし、準備やリハーサルをさせていただきました。

グループの学生全員が配役につきながら、脚本や衣装、音楽、大道具などの役割を分担しています。

全員で協力して一つの作品を作り上げています。

衣装に着替えた後も、責任をもって自分たちの分担の準備を進めていました。

リハーサル後も、入念に動作確認を行ったり、歌の練習を行ったりする姿がありました。

とても緊張している様子です。

発表までに、試行錯誤を重ね、多くの時間を費やして準備を進めてきました。

苦労もありますが、そういった努力のひとつひとつが、保育者としての実践力や人間性の成長に繋がっています。

本場直前には円陣を組んで、気持ちをさらに一つにしていました。

本番では、

お姫さまの登場にため息が漏れたり、ユニークなキャラクターに笑い声が響いたり、

登場人物のピンチに立ち上がって様子を伺ったり、ハッピーエンドでは自然と拍手を送ってくれたり・・・と、劇を楽しんでいる様子の園児さん達の姿が多くありました。

発表後には、園児さんと先生方からお花や歌のプレゼント、また感想をいただきました。

この体験を元に、次は１月に行われる卒業研究発表会に向けて、さらに研究を深めていきます。

ご協力いただきました東長野幼稚園の先生をはじめ園児の皆さん、また保護者の皆さまにも心より感謝申しあげます。

本当にありがとうございました。