文化学園大学保育専門学校
2024.06.10
授業紹介
2年生の授業「保育原理Ⅱ」は、
「保育原理」(1年生で履修)で学んだことをもとに、実践的な保育を体験する授業です。
体験の中から保育者の資質や技能、専門性を学び、理解を深めます。
保育現場での実践力を培うことが、この授業の目的です。
授業を行うのは、寺澤くるみ先生 です。
これまでの授業では、壁面装飾作りや制作あそび、ICT活用についてなど学んできました。
現在、教育実習を行っている2年生。
その直前に行われた授業では、まさに現場で子どもと楽しめる、体操やミニゲームを実践しながら学びました。
何歳児対象の遊びなのか、
またどんな場所で、どんな時に、どんな点に注意して行うのが良いのか?
幼稚園教諭の経験がある寺澤先生だからこそ知っているポイントを教えていただきながら実践します。
【体操】
音楽に合わせ、楽しみながら準備運動を行います。
寺澤先生が実際に現場で行っていた、
アキレス腱を伸ばす「アキレスケンタウルス体操」と、全身を思い切り動かして楽しむ「ココ☆ナツ体操」です。
【ボールあそび】
ボールを使った遊びにも挑戦しました。
チームの団結力を深める「ボール送りリレー」では、ボールを頭の上を通したり、体をひねって横から回したり、足の間を通して回したり、様々な方法で楽しみました。
「コロコロドッチボール」を行うためのコートの準備も学生達が行います。
3歳児クラスでの実施を想定し、どの場所で、どのくらいの広さで行うのが適しているのか?考えながら皆で協力して準備しています。
実習などを通して現場経験を積み上げてきている2年生。子どもの発達段階をイメージすることができていますね!
ゲームを始めると、年齢設定を忘れて、つい白熱してしまう姿も・・・
子ども達もこんな風に熱中して楽しむゲームであることを体験し、理解しておくことで、
現場に出た際に子どもの気持ちにより寄り添うことができるようになります。