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文化学園大学保育専門学校

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2021.09.21

パラバルーンを若里公園で

学校だより

 沢山のとんぼがとんでいる青空の下、「子どもの遊びと運動」の授業では、1年生が若里公園にてグループ毎「パラバルーン」の発表を行いました。

まずは練習





そして本番、発表







 「子どもの遊びと運動」では、幼児期において体を動かす気持ちよさを感じることや、進んで体を動かそうとする意欲を育てること、なぜ幼児期に運動遊びは必要なのかなどを学んできました。4月当初は学生自身が運動に対する苦手意識をもっている学生が多かったこともあり実践的な学び(集団遊び、リズム体操など)を取り入れて授業を展開してきました。
今回はパラバルーンです。本来子どもたちが行うパラバルーンのねらいとしては、様々な観点からねらいが考えられますが、今回授業の中では「協調性」「十分に体を動かす」「リズム感を養う」という3つのねらいをもち、グループ毎に曲を決め、技の構成を考えていきました。
グループにリーダーなどを設けずに始めましたが、率先してまとめ役になる学生がいたり、自分の意見を出したり、みんなの意見を聞く、パラバルーンの演技に必要なものを作るなど様々な学生の姿が見られました。実際、保育者となった時には、この練習過程を最も大切にしてほしいと思っています。子どもたちの意欲ややる気、キラキラとした最高の笑顔は、この過程で決まってくるからです。かっこよく見せるための発表ではなく、子どもたちが自分たちで作り上げた最高の結晶を見ていただける発表であってほしいです。
いざ、学生の発表では、本番が一番うまくでき達成感を感じられたグループや、練習時できなかった技が決まったグループ、全員が気持ちと動きを揃えて取り組む大切さを感じたグループなど様々でした。この経験がまた保育者を目指す学生の良い刺激となったことと思います。

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