文化学園大学保育専門学校
2024.11.01
授業紹介
2年生の「保育・教職実践演習」は2年間の学びの総まとめとなる科目で、
本校全ての専任教員が担当し、これから迎える現場生活で役立つ実践力を高めることができる授業を行っています。
学生は、少人数のグループに分かれローテーションで全ての授業を受講するため、より充実した内容でより多くの体験をすることが可能です。
毎年、この授業では『児童発達支援センター/にじいろキッズらいふ』さんで、1日実習を体験させていただいています。
児童発達支援センターでの、クラスづくり、保育者の動き・連携、活動内容、環境設定などの支援の実際を学ぶための、大変貴重な体験となる実習です。
まず初めに、先生方から、活動の内容やお子さんの様子などについて、お話を伺います。
その後、朝の自由あそびから始まり、クラス活動、給食、午睡、降園までの1日を通して同じクラスに入り、お子さん達の姿や先生方の支援の姿を見て学ばせていただきました。
後日、振り返りの授業では学生達から、
「園児さん1人ひとり特性に合わせた、対応の工夫や配慮を見て、とても勉強になった。また保育者同士の連携の大切さを感じた。」
「視覚教材を用いた様々な援助の方法があることを知った」
「保育者でも、医療的ケア児の支援の役に立てることがあるのだと知り、いつか自分も支援の仕事をしたいと感じた」
などの感想が上がりました。
また、「この実習を通して、さらに保育者になりたいという気持ちが高まった」といった声もありました。
すでに資格に必要な実習をすべて終えている2年生ですが、
さらに様々なことに気づき、感じることができた大変貴重な実習となったようです。
4月から様々な施設で活躍予定の2年生。この体験が必ず、どの現場でも役立っていくことと思います。
にじいろキッズらいふの先生方、園児ならびに保護者の皆さま、本当にありがとうございました。