２月１７日(土)に、『第42回卒業研究発表会』が行われました。

 

約１年の時間をかけて取り組んできた卒業研究。その研究の成果を３つのグループに分かれて発表しました。

 

論文や参考資料をもとに、手作りおもちゃについて研究するグループ。
イラストとお話、また音楽を融合した総合パフォーマンスを行うグループ。
絵本を題材に創作劇を行うグループ。

 

以上の３つが、今年度の卒業研究テーマです。

 

 

研究発表に先立ち、学園創立40周年記念式典で披露した「めぐるいのち」の合唱発表がありました。これは、本学園の鳥海和美理事長が作詞作曲した曲です。見に来てくださったお客様にも是非聴いていただきたいと思い、発表に至りました。

 

 

 

それでは研究発表の様子をご紹介します。

 

◎子どもの発達に応じた手作りおもちゃ ～身近な素材を使って～

 

 

３つの研究グループの中で唯一、ひとりで研究を進めてきました。

 

様々な論文を読んで子どもの発達について理解を深め、その知識をもとにおもちゃを何種類も作りました。そして本校の模擬保育室に子どもたちを招いて実際に遊んでもらい、研究を深めてきました。

 

 

当日はPowerPointを使って研究の成果を発表しました。また、実際に作ったおもちゃも披露しました。

 

 

 

◎総合パフォーマンス「飛べない鳥モーリー」

 

 

翼が小さく、仲間がいない鳥が主人公のお話です。このお話は、脚本づくりから始めました。

プロジェクターを使ってストーリーにあったイラストを映したり、楽器を演奏したり…。登場するキャラクターが、様々なパフォーマンス披露しました。

 

 

ラストには感動のシーンもあり、発表後は会場から大きな拍手がおこりました。

 

 

◎創作劇「にんじんばたけのぱぴぷぺぽ」

 

 

絵本「にんじん畑のパピプペポ」が題材の、いたずら大好きな子ブタの６人兄妹が繰り広げる愉快なお話です。学生たち渾身の愉快な演技に、会場はあたたかい笑い声に包まれました。

 

 

学生たちが考えたダンスの振り付けも、キレがあってとても見ごたえがありました。

 

 

 

３つのグループの発表が終わると、最後は２年生全員で「あなたがそこに」を歌いました。

この曲は代々卒業研究で歌い継がれている、本校が大事にしている曲です。

 

 

 

この卒業研究発表は、２年間の学びの集大成でもあります。一人ひとりが学びを深め、仲間と励まし合い、たくさんの壁を乗り越えてきました。この経験は、必ず今後の人生で活きると思います。

 

卒業研究にご協力いただいた皆様、会場にお越しいただいた皆様、関わってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。